チャート分析の基礎のキ!ローソク足を見よう!

この記事は約4分で読めます。

チャート分析では、移動平均線や一目均衡表など、たくさんの手法がありますが、それらはローソク足あっての手法です!

そんな超重要なローソク足について理解していきましょう!

ローソク足の見方

まずはローソク足の見方について覚えていきましょう!

ローソク足は以下の数値から出来ています。

  • 始価(始まりの値)
  • 終値(最終的な価)
  • 高値(一番高かった時の価)
  • 安値(一番安かった時の価)

この4種類の値が作り出すローソク足から、相場の動き、トレーダー達の戦いの記録を見つけていくのです!!

というと大それたことですが、それほど大切な情報が詰まっているのです!

陽線と陰線とは?

陽線、陰線という言葉があります。

聞き慣れない言葉かもしれませんが、

簡単な話で、価格があがったら陽線、価格が下がったら陰線ということになります。

別の言葉でいうと、始値よりも終値が高いときに陽線、始価より低いときに陰線となります。

陽線
陰線

ロウソク足の分析では、この陽線、陰線がどのような形で出来ているのか、連続して続いているのか?などを元に将来の価格変動を予測していきます!

ローソク足の形

ローソク足の形から、相場でどのような売買があったのかを読み取ることができ、

これから相場が上昇するのか、下降するのかの予測ができます。

ここでは、代表的なローソク足の形を紹介していきます。

買い予報① 大陽線
大陽線

大陽線とは、その名の通り、大きな陽線の事で、

このローソク足から読み取れることは、買いが大きく優勢であったということです。

買いの勢いが出ているため、今後も上がっていく可能性が高いことがわかります。

買い予報② 下ひげの長いローソク足
下ヒゲが長いローソク足

高値、安値から終値までの幅のことを「ひげ」といいます。

とくに、終値と安値のひげのこと「下ひげ」といい、

終値と高値のひげの事を「上ひげ」といいます。

画像のように、下ひげが大きく伸びているパターンは、

売りの勢いが激しかったにもかかわらず、途中から買いの勢いが増してきたことが読み取れます。

そのため、長い下ひげのローソク足が出現すると、買い予報ということになります。

売り予報① 大陰線
ローソク足の大陰線

ローソク足の大陰線とは、大きな陰線のことです。

この陰線からは、売りの勢い優勢であったことが読み取れます。

そのため、今後も売りの勢いが優勢になると考えられ、売りの予報となります。

売り予報② 上ひげの長いローソク足
上ひげの長いローソク足

上ひげが長いローソク足からは、はじめは買いの勢いが優勢だったものの、

途中から売りの勢いが強まり、そのまま押し切ったことが読み取れます。

そのため、今後もその売りの勢いが続く可能性が高く、売りの予報となっています。

トレンド転換予報① トンボ
トンボ

高値・始値・終値が一致している状態のローソク足のことを「トンボ」といいます。

ローソク足の捉え方としては、初めに売られたものの、途中から買いの勢いが強まったことを示しています。

そのため、買いの勢いが強いものとして、将来の動きが買いの方向になる可能性が高いことが読み取れます。

ただし、高値圏で見つかるトンボは、売りのシグナルとして見られることもあるので注意が必要です。

転換予報② トウバ
トウバ

安値・始値・終値が一致しているローソク足を「トウバ」といいます。

このローソク足は、買いの勢いが優勢だったものの、途中から売りの勢いが強まったことが読み取れます。

高値圏で現れるトウバは、売りの予報

底値圏で現れるトウバは、買いの予報

になります。

転換予報③ 十字線
十字線のローソク足

十字の形で現れるローソク足のことを「十字線」といいます。

この形が現れると、買いと売りの勢いがイーブンであることが読み取れます。

つまり、相場心理としては迷いが生じていることがわかり、

上昇しているときに十字が現れると、売りの予報

下降しているときに十字が現れると、買いの予報

ということになります。

まとめ

いかがでしょうか?

ローソク足の形はたくさんありますが、代表的なものを紹介しました。

大切なのは、ローソク足から投資家たちの戦いを見れるようになることです。

そこから投資家心理がわかり、つぎの動きを予想することができます。

また、今回紹介したローソク足の形ですが、どのようなチャート局面で出るのかによっても、

そのローソク足の信頼性が変わってきます。

たくさんチャートを見るようにして、目を肥やしていきましょう!

コメント

タイトルとURLをコピーしました