
相場が上昇しすぎているか、下降しすぎているかの指標となるものがボリンジャーバンドです。
ボリンジャーバンドを使うことで、ローソク足の敏感な動きの予測ができるようになります。
ボリンジャーバンドとは?
ボリンジャーバンドは、「標準偏差」というものをつかった取引手法になります。
標準偏差という言葉を聞いたことはありますか?
僕の記憶では、高校の数学Aに登場したかなぁという程度です(笑)
この標準偏差は、データの散らばり具合を見ています。
つまり、過去〇日間のデータの平均値に比べて、今のデータがどのくらい散らかっているのかということがわかります。
このボリンジャーバンドを使うことで、上昇トレンド・下降トレンドの始まりや終わりを見極めていきましょう!
ボリンジャーバンドの使い方

ボリンジャーバンドを構成するものは
- ミドルライン
- σ線
になります。ミドルラインは買いと売りの勢力の中間を示しています。
基本的には、ミドルラインよりも下側にローソク足があるときは下降トレンド
ミドルラインよりも上側にローソク足があるときは上昇トレンドということになります。
σ線は、よく使われるパターンとしては、2σ線と1σ線を使うことがあります。
σ線の使い方
この「σ(シグマ)」というのが標準偏差のことです。
基本的には次のような使い方をします。
σの見方

1σ 2σの見方
1->2→3→と進むにつれて、散らばりが大きくなることを意味し、相場の勢いが強いというサインになります。
あまりにも流れが強くなりすぎると、調整が入る可能性がありますが、そこも含めてみることができるのがボリンジャーバンドです!
トレンド開始のサイン
ボリンジャーバンドでしっかり勝つためには、もみ合い相場からの転換を狙うことが大切です。
トレンド開始のサインとしては、ボリンジャーバンドの2σ線にローソク足の実体が触れて終わることです。

基本的には、1σと2σの間にローソク足の終値があるうちは、トレンドが継続しています。
また、9本以上のローソク足が出た後に、1σを終値で超えるとトレンドが終了することが多いです。
まとめ
お疲れ様でした(^_-)-☆
今回はボリンジャーバンドの基本的な見方について紹介してきました。
僕の感覚としては、ボリンジャーバンドは移動平均線よりも早い反応に対応できます。
一方で、ダマシに遭う可能性が高く、安定性は移動平均線のほうがある気がします。
僕のおすすめは、このどちらの指標も使うことです!
何度もチャートを見ることで、トレードスキルを高めていきましょう!
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