ここでは、海外FXの特徴の一つであるゼロカットシステムについて解説していきます。
ただし、ゼロカットシステムがあるからといって安心してトレードができるわけではありません。
ゼロカットについて理解を深めて、正しく使えるようになりましょう。
- ゼロカットについての理解が深まる
- ゼロカットを正しく使えるようになる
そもそもゼロカットシステムとは何か?
ゼロカットシステムとは、追証が免除される仕組みの事です。
追証とは、損失が拡大し、証拠金がマイナスになるときに
追加で補充しなければならない証拠金のことです。
レバレッジを大きくかけているときや、
ロスカットを定めていないときなどに起こりやすいものになります。
ただし、ロスカットを定めていても追証が発生する場合があります。
本当に怖い追証。ロスカットが役に立たないことも
ロスカットが役に立たない。
つまり、ロスカットで指している値の注文が刺さらないことがあります。
一例としては、スイスフランショックがあります。
スイスフランショックでは、急激にフランが高騰し、
スプレッドが300pipsほど開きました。
スプレッドが開くということは、
買いたい人と、売りたい人の価格の差が大きくなっているということです。
つまり、ロスカットラインを定めていても、
買い手や売り手がいない状況があれば、注文が決済されることがないということです。
そのような急激な変化はあまりありませんが、
このようなリスクがあるため、追証が存在する業者では、大きな借金を抱える可能性があります。
ゼロカットって実際のところ役に立つの?
ゼロカットシステムが役に立つか?
結論からいうと、正しい使い方をしていなければ役立ちません。
なぜなら、大きいレバレッジで取引をしていると
ほぼ100%といっていいほど強制ロスカットになります。
追証がないからといって、何も考えずに博打をうつと負ける仕組みになっているのです。
レバレッジを調整してリスク管理をしましょう
大きなレバレッジをかけることで負けてしまうのであれば、
大きなレバレッジをかけなければいいということになります。
証拠金に対してどれだけの取引量が適切なのかを把握しながら取引をすることで、
負ける確率がぐっと下がります。
リスク管理をしっかりと行うことで、勝てるトレーダーになりましょう。
まとめ
ゼロカットシステムを正しく使うには、
- 大きなレバレッジをかけすぎない
- 万が一の場合に大きな借金をすることがない
ということを意識することです。
ある証拠金に対してどのくらいのリスクを取るのかということは
別途解説していきます。
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